料理界の第一人者たちから、
本物の料理を学ぶ。
本物の食材・味そして料理道に実際に触れることで得る感動体験は今後の料理人生において大きな記憶として残ります。憧れの料理人と出会い、「こんな料理人になりたい」と思うことが最大の財産になります。当校では毎年、著名料理人を招いて特別授業を開講し、感動体験の場を提供します。
四川料理の第一人者である陳建民氏の長男であり、現在、四川飯店グループオーナーシェフとして、全国に17店舗以上を展開して四川料理の普及や後進の育成に努めるほか、講演やイベント、料理番組に出演するなど、テレビ及び雑誌などでも幅広く活躍中。また多くの著作を出版し、主著に「鉄人陳建一の中華料理」「陳建一の毎日のおかず」「本音で作る僕の料理」「鉄鍋の掟」「父の仕事を継ぐ 自分の味をつくる」などがある。
軽快なトークとともに、デモンストレーションがスタート。調理のコツやタイミ
ング、どうしてこの調理工程が必要かなど、分かりやすく解説していただきな
がら、四川料理の代表的な1品である「麻婆豆腐」の他、「宮保鍋米巴牛
排」「乾焼明蝦」の調理法を伝授していただきました。また、「料理人として
の心得」など、これから料理の世界を目指す学生たちに向けて、ご自身の
体験談を交えながら、アドバイスをいただきました。本場の四川料理の辛さ
と美味しさに驚きながらも、憧れの料理人が織りなす料理をしっかり味わい、
大変貴重な時間を過ごすことができました。
京料理「木乃婦」三代目ご主人。シニアソムリエや利き酒師の資格を持ち、和食とワインのコラボなど、新たな調理法や素材に取り組んでいる。京都大学大学院農学研究科食品栄養科学の修士課程を修了。伝統的な日本料理を基本としながら、フランス料理や分子化学の理論など最新の技法を積極的に取り入れた新しいスタイルの日本料理を展開。業界を代表する若手料理人として注目されている。「日本食普及の親善大使」も務め、海外の多くの食イベントに招聘される。
NHK「きょうの料理」他、多数出演。
「重陽の御献立」をテーマに講義をしていただきました。お客様に満足して
もらうための料理の組み立て方や、日本人の主食であるご飯を炊きたてで
美味しく食べてもらうための配慮など、日本料理ならではの「おもてなしの
心」を学びました。また授業では、かつおだしの試飲をさせていただきました。
選び抜かれた昆布とかつお節を使用しておられることはもちろん、こだわり
の調理法で引く一番だしのおいしさに学生も大感動!完成した御料理は大
変美味しく、日本料理の魅力を改めて感じるとともに、京料理の文化を奥
深く知ることのできる素晴らしい特別授業となりました。
当校アドバイザー。1979年サンフランシスコ日本国総領事館に公邸料理人として3年間勤務。帰国後、調
理師専門学校で教鞭をとりながら、一流ホテルの指導などを行う。バンコク、スイス、ニューヨーク、ワシントン、
ハワイでの日本料理の指導の経験や「どっちの料理ショー」等のテレビ、ラジオ出演経験も豊富。日本料理の体系的な知識・技術・指導のすべてを持ち合わせた専門調理師であり、2014年には大阪府知事より大阪府技能者表彰「なにわの名工」を受賞。現在、全国区で活躍中。
四季折々の本格的な日本料理実習を毎月ご担当いただいています。季節の素材を引き立たせる調理法と、料理に合わせた器の選び方・盛り付けの仕方など、調理の理論はもちろん、日本料理の歴史や背景についてもしっかり触れながら授業を展開していただいています。また、ふぐ料理やすっぽん料理、あんこう料理など、日本料理ならではの特殊食材の調理も実演。巧みな調理技術と引き込まれるような絶妙なトークで日本料理だけではなく、料理そのものの魅力を学生たちに伝授されています。また、「料理は人間性を表す」
というお考えのもと、日常生活において必要なマナーやコミュニケーション力、社会人としてのあり方など、「人間力」を養うためのご指導もいただき、学生たちが社会へ飛躍するに向けて大きなサポートをしていただいています。