栄養士科では、スポーツ栄養の分野にも力を入れています!!!

また、スポーツ栄養に興味を持っている学生が増えてきています。

そこで、1年生は、「アスリートフードマイスター3級」の資格取得

目指し学習を進めています。

そして、2年生は「スポーツ栄養学」という学科を取り入れ、

スポーツの種類別、年齢別、場面別の食事法について学んで

います。

 

そこで、昨日地元プロバスケットチーム 島根スサノオマジック 

佐藤公威 選手特別講義を行って頂きました!

 

講義の中心は、学生が一番興味を持っているシーズン別の食事についてでした。

1年間(試合(シーズン)期・オフ期・トレーニング期)

試合期の1週間

試合当日

これらの期間それぞれ食事の摂り方を丁寧に説明して頂きました。

説明頂いたということは、しっかり栄養素の摂り方を変えて食事管理をされているということ★

すごいです!!!

その一部をご紹介♪♪ -試合期の1週間の食事と試合当日の食事について-

(スサノオマジックの試合は土曜日(夜)日曜日(昼)の試合が基本となります)

月曜日(オフ日)軽め(エネルギー量の少ない)の食事

朝食は、野菜ジュース・トマト・プロテインくらい

↓  土日に向けて、炭水化物を徐々に多く摂っていく

↓  (シーズン中は炭水化物を一切摂らない日をつくることもある)

土曜日朝食(7:00~9:00の間に摂るようにしている)は、白米や肉などしっかりと摂る。

試合4時間前には、おにぎり1個やうどん1杯程度の食事をする。

空腹感が強い場合は、ゼリー飲料や果物を食べる。

試合後、オレンジやパイナップル食べる。

なければ100%グレープフルーツジュースを飲む。

そして23時頃帰宅し、食事をする。

日曜日朝食は野菜ジュースのみ。

ブランチ(10:00~11:00)におにぎりやうどんを食べる。

試合後、お酒など好きなものを飲み、お菓子や肉など好きなものを食べる。

日曜日の夜だけは、ストレスをためないためにも唯一食事を緩める日にされている

そうです!!お菓子もこの日しか絶対に食べないという徹底ぶり!!

 

佐藤選手は20歳からプロに入り、13年間のキャリアのある選手です。

その選手生活の中で、食生活がケガとつながるということ、

年齢を重ねると共に、さらに食事の摂り方によってと身体が変化するということを

実感されたそうです。

実体験と共にお話頂いたので、説得力もありとても興味深く、90分の講義では

時間が足りないくらいでした。

佐藤選手は、このようなお話をされるのは慣れていないとおっしゃていましたが、

とてもわかりやすく講義をして頂きました。

こんな良い話を秘めているなんて勿体ない!と勝手なことを思いながら聞いていました(笑)

学生から多くの質問がありましたが、どの質問にも丁寧に答えて頂きました。

 

最後は、記念撮影☺

ツーショット写真も載せさせて下さい!(学生からの要望なので(笑))

①パーカーの下にスサノオマジックのTシャツを着てきた学生

②自ら「肩を組んでもらっていいですか?」とお願いをした学生2人

③周りの学生から「身長差すご~~い!!」という声が

学生から「プロ選手は、チームに食事を管理する人がいると思っていたが、自分自身管理されていることに驚いた」、「食事、睡眠など目的をもって行動し、その理由をきちんと理解されていることが印象に残った」、「食事と睡眠は集中力に大きく関係しており、プロとか関係なく社会人としてきちんとした姿勢・態度を取るためには集中力をもって仕事をすることも大切だと思うという言葉が印象に残った」など…様々な感想を聞くことができ、とても有意義な講義となりました。

 

栄養士科の2年生は、試験が終わり、日々の授業に併せて卒業研究、今週末の栄養士実力認定試験の勉強と、忙しい日々に追われていますが、かっこいい選手の楽しい講義を聴くことができ、あと一踏ん張りがんばるエネルギーを頂けたのではないでしょうか!?