では、京料理木乃婦 高橋拓児先生による日本料理特別講義
第2部の始まりです(^O^)/
会席料理もそろそろ後半に突入します!
【酢の物】菱蟹のジュレがけ
酢の物の前後に揚げ物・焼き物が出される場合が多いのですが、
酢の物をはさむことによって口の中をリセットし、
どの料理も美味しく頂くことができるそうです。
また、先生の料理をされている姿を見ると、背筋もピンとしていて
仕事がとてもきれいなんです!!
高橋先生は常に見られていると意識をしながら調理をしておられるそうです。
これもお客様に気持ちよく食事をして頂きたいという心配りですね(・ω・)b
きれいな仕事をすれば前掛けは汚れない、日頃から身だしなみが
とても大切ということを改めて教えて頂きました。
【焚合】飛龍頭餡かけ
焚合は精進料理が由来となった野菜を美味しく頂くお料理です。
豆腐の中にきくらげや野菜が包み込まれています♪
飛龍頭(ひろうす)を成形・揚げた後、一旦湯通しをしてヘルシーに仕上げます。
【御飯】松茸御飯
羽釜で炊くため火加減がとても難しいとされます。
お客様の食事のペースに合わせて、ちょうど良いタイミングで炊きたてを提供されるそうです!
実習室には松茸のいい香りがふわっと~♪
盛り付けの方法も教えて頂きました!
【菓子】萩の露
上にのせた小豆によって、萩に露がのっている様子を表現しています。
学生も試食をさせて頂きました!
口に入れると優しい甘さの餡がなめらかに溶け、感動の美味しさでした!!
後味もさっぱりとしていて最後でも食べやすい一品です。
今日の講義では、先生の素晴らしい調理技術を目の前で見るだけではなく、
お客様にそのひとときを楽しんでほしい、季節を感じてほしいといった
きめ細やかなおもてなしの心を感じることができました。
学生にもお客様の食事1つ1つを大切にできるようになってほしいです♪
また、少しでもこんなふうになりたいなといった憧れを抱いたり、
これからの調理師人生において何かのきっかけになってくれたらと思います!
一生忘れられない経験になったのではないでしょうか(*^^*)?
今週の京都・神戸研修旅行では、実際に京料理木乃婦へ伺い、
会席料理を頂く予定となっています♪
今回の講義によって会席料理を学んだ上で 料理を頂けるなんて
とても楽しみですね!!
また、今週22日は中国料理の陳建一先生をお迎えして特別講義を行う予定です♪
後日ブログにも講義の様子をUPさせて頂きますのでお楽しみに!☆