次は希望者のみで、ヴァチカン博物館へ!!
全部を観る時間はないですがシスティーナ礼拝堂だけでもしっかり観たいと思うほど、私自身すごく楽しみにしていました。
ヴァチカン博物館のテラスから見るサンピエトロ寺院も素敵ですね☆
システィーナ礼拝堂も中では大きな声が出せません。
そのため、入る前に現地ガイドさんに案内板を使って説明をしてもらいました。
説明してもらったのはミケランジェロが描いた「最後の審判」と天井画についてです。
この説明を聞いて、この壁画の意味がよく分かりました。
「最後の審判」では中央にいるキリストによって審判が下され、善人は天使に引っ張り上げられるようにして天に昇っていく様が描かれ、悪人は地獄に引きずり下ろされている様子が描かれています。
天井画には「創世記」と言われ、聖書に描かれているものを題材として
光と闇の分離・日と月の創造・海と陸の分離・アダムの創造・イヴの創造・楽園追放・ノアの献身・ノアの洪水・ノアの泥酔
が描かれています。
この二つともが1人の人の手によって描かれたものなのだから凄いですよね!!天井なんて、ずっと無理な姿勢で描くことになりますし、それを考えると信じられない気持でいっぱいでした。
また、これらの壁画は以前は礼拝堂で燃やされる石炭のすすによって何が描いてあるか分からないくらい黒くなっていたそうですが、日本の企業がスポンサーを募ってすすを取り除いたそうです。それによってこんなに素晴らしいものが観れるようになったんですね!
現地ガイドさんは以前の黒い状態から、きれいになった状態のものを観て涙が止まらなかったそうです!!それぐらい素晴らしいものなんですよね☆
そのほかにもヴァチカン博物館にはラファエロの描いたアテネの聖堂など素晴らしいものが沢山ありました。