2月14日のバレンタインデーという特別な日に
栄養士科2年生の臨床栄養学実習で特別な実習を行いました!
いつもの実習は高血圧症、腎臓病、嚥下調整食などの病態で
気をつけたいポイント(食材選び、調理法など)を学び、実習をしています。
今回は国民病と呼ばれている『糖尿病』の食事で、
さらに 特別Ver. の実習を行いました。
まず教えてくださったのが、
糖尿病食のスペシャリスト✨
松江赤十字病院元栄養課長『田中美紗子先』
松江赤十字病院栄養課『安原みずほ先生』
師弟関係にあるお二方に糖尿病特別実習をしていただきました!
栄養士科2年生では、これまでにも糖尿病に関する知識は講義の中で
糖尿病の病態のこと、食事療法のこと、栄養指導のことなど学んできました。
この特別実習では、
糖尿病の食事は『味・見た目が質素』、『制限+制限(量が少ない)』
『つくるのが難しい』マイナスイメージをもつ患者さんは本当に多い。
でも、食材選び、調理法・盛り付けの工夫次第で
味よし、見た目よし、満足感のある、手軽につくれる!
そういうことを伝えられる栄養士になってほしいという思いから
安原先生に 糖尿病特別実習Ver. でレシピを考えていただきました。
普段の実習より、品数が多く大変でしたが、
様々な実習をこなしているだけあって、スピーディーに作ってくれました。
最後の盛り付けも学生なりに考えて器選び、盛りつけ方をしてくれて
おいしそうなランチの完成🍴
メニューは
✿キンパ風海苔巻き
✿じゃがいものチーズ焼き
✿ごぼうとれんこんのサラダ
✿蒸しシュウマイ
✿抹茶ヨーグルトゼリー(マービーあんこ添え)
✿オレンジバスケット
このボリューム感でなんと1食約680kcal!?
お忙しい中、献立を考えていただきました安原先生には本当に感謝です。
ありがとうございました。
試食後の感想では、『どれもおいしかった!』
『こんな食事なら入院したい!笑』など
学生の記憶に残る実習になってくれたはず。
今回の実習を通して、
どのような病態であっても、食事をおいしく・楽しく
食べてもらうことの大切さ
また、調理のできる栄養士の強みを生かして
自分自身がおいしいと思えるような献立づくり、
食事の提供ができるすばらしさ!
これからどの現場に行っても、つねに食事を提供する相手を思って
献立づくり、食事づくりをしてほしいですね。
今回指導していただきました
田中先生、安原先生 ありがとうございました✿