2月28日(火)、2月ももう終わるという頃に毎年恒例
食品加工学実習の一環で『手打ちそば』を栄養士科1年生で行いました。
島根県で“そば”といえば、『出雲そば』で、日本三大そばの1つですね。
『出雲そば』の食べ方としては、ポピュラーなのが3段の丸い器にそばを盛り、
直接つゆをかけて食べる『割子そば』ですが、
実はもう1つ古くからある食べ方として『釜揚げそば』があります。
「釜揚げそば」はそばをゆでたゆで汁(そば湯)を器に入れ、
ゆでたそばを洗わずそのまま器へ。そして、薬味を乗せ、つゆをお好みでかけて頂きます。
今回はこの2つを試食しました!!
まずは教壇のデモンストレーション。その後、学生もそば打ちに挑戦です!!
そば打ちの第1工程は、「木鉢(こね鉢)」での作業です。
水回しといって、そば粉に水を加え、水分を吸収させていきます。
そばを作る上で、この水回しがそばの出来上がりを左右するとても大切な工程!!
そば粉に水分がムラなく混ざるようによく粉を回します。
その後は、こねあげた生地を「菊練り」、「へそ出し」の工程で第1工程は完了。
第2工程は「延ばし」です。
生地を麺棒でのばしていき、生地を折りたたんでいきます。
第3工程は、「包丁で切る」で、折りたたんだ生地を
のし台(まな板)、こま板、麺用の包丁で切っていきます。
こま板や包丁の扱いが難しく、苦戦(^_^;
いろんな太さの麺が切りあがり完成しました!
それでは各班、自分の切った麺を釜揚げそばで実食!!
みんなおいしそうに食べていました。
割子そばは教壇で打ったそばで実食!!
これもまた、おいしく頂きました。
手打ちそばはいつも食べているそばよりも
粉から練り上げ、延ばし、切り、ゆでまで自分たちで作業したので、
断然おいしく感じてくれたはず!!
進級するみなさん、
入学してから1年を通して講義や実習でさまざまな学びがあったと思います。
2年生になりさらなる飛躍を期待してます!!