栄養士科2年生の授業の一つ、『臨床栄養学実習』があります。

今回の実習は糖尿病食特別実習ということで、

松江赤十字病院元栄養課長の田中美紗子先生

松江赤十字病院栄養課の安原みずほ先生

お二人による特別実習を行いました。

栄養士科2年生では、これまでにも糖尿病に関する知識は講義の中で

糖尿病の病態のこと、食事療法のこと、栄養指導のことなど学んできました。

講義の中での症例検討では「50代の男性会社員で、肥満あり、血圧高め」という患者さんの

栄養評価や栄養指導、食事の提案などをし、その提案した食事を実際に調理して作り

みんなでディスカッションしてきました。

 

今回はその糖尿病の集大成ということで、

安原先生考案の献立で各々に作ってもらいました☆

いつもの実習より品数が多く、大変そうでしたが、

みんなで役割分担を上手くし、スピーディーに仕上げてくれました。

 

いつも最後の盛り付けが面白く、盛り付け方は見本がなく、

献立のメニューから各々で盛り付けます。

ひとつの献立からさまざまな見た目の食事ができあがり、味は同じだが、

盛り付け方でいろいろ変身するということも臨床栄養学実習で学びました。

各班オリジナリティあふれる盛り方をしてくれて

見た目から楽しい食事ができあがりました!

 

今回のメニューがコチラ↓↓↓

✿手まり寿司

✿キャロットラペノのオープンサンド

✿和風キノコスパゲッティー

✿ピーマンの肉詰め煮

✿鱈の豚肉巻き

✿トマトのカップサラダ

✿チョコバナナクレープ

このボリューム感でなんと1食736kcal!?

お忙しい中、安原先生には献立を考えて頂き本当にありがとうございました。

試食後は、いつものようにみんなで作った感想や食べた感想などディスカッション。

 

もうすぐ卒業する2年生は臨床栄養学実習を通して、

どのような病態であっても、食事をおいしく・楽しく食べてもらうことが

大切であることを学んでくれたはず!!

これからもそのことを大切に現場で頑張ってほしいです!!

田中先生、安原先生ありがとうございました!!!