2/14(月)に出雲に本社を構えるアルファー食品株式会社の方に学校へお越しいただき、
非常食についての特別講義を実施しました。
アルファー食品株式会社は出雲市に本社を構え、お米の加工メーカーとして、アルファ化米を使った様々な食品を販売されています。
昨今増えている地震や大雨などの災害時に活躍する非常食の重要性がより高まってきてる中、
学生たちにもその活用方法を知ってもらうために、毎年講義をご依頼させていただいております。
まずは教室にて講義を実施していただきました。
第1部として、お米と日本文化について、赤飯についてのお話をいただきました。
お米の構造や成り立ち、そこから生まれた様々な文化など、個人的には目からうろこな内容でした!
普段何気なく使用している「1合」や土地を測る「坪」など、
これお米から派生した文化なの!?と終始興味深い内容でした。
第2部としては、非常食としてのお米として、アルファ化米についての内容でした。
アルファ化米とは、ふわっと説明すると
普段食べる炊いたお米から水分を蒸発させたものになります。
こちらは非常食に重要な保存性や味の種類なども豊富で、
キットに水やお湯を入れて待つだけで美味しいご飯が出来上がるという夢のような商品です!
学生はどんな感じの食品なのか期待を持ちつつ、実習へ移動しました。
調理実習では、アルファー食品さんの商品である「安心米」を使って
25食分の炊き出し用非常食の調理の体験を実施しました。
コーンご飯と五目御飯を作成し、高齢者や子供に配慮して加水量を多めにしたものも合わせて作成しました。
非常食の調理はとても簡単!
段ボールに袋を設置し、アルファ化米+具→お湯(水でもOK)→密封しておくだけ!!
調理風景を拝見するたびにいつも思いますが……楽すぎます。
完成したご飯は容器に詰め、使用した段ボールに入れてそのまま輸送用として使用します。
出来たものをみんなで試食!
そのおいしさに感激している様子でした♪
今回の実習内容を通じて、学生たちは非常食の立ち位置や重要性に触れることができました。
今後現場で働いてから、
「あ、これあの時の!!」
となる姿が目に浮かぶようです(^^笑
アルファー食品の皆様、貴重な講義をありがとうございました!!!