調理師科1年制と2年制1年目の学生を対象に
今日行われたのは、当校アドバイザーの近藤一樹先生による
「アンコウのつるし切り」の実習です!
今日用意されたアンコウは、島根県浜田市で水揚げされたものです。
令和元年度の浜田市のアンコウの水揚げは
下関漁港につぎ全国第2位!!
この時期美味しく、さらに栄養価も高い、
浜田市のアンコウを使わせていただきました♪
当校は浜田市と「進学・就職」に関する連携協定を結んでいます。
地域の食を次世代に繋いでいくためには、
調理人の確保や育成が不可欠です。
そこで、浜田市との連携協定を結び、
たくさんの魅力を学生に伝え、
Iターン・Uターンをサポートしています。
今回は浜田市役所の板本様にもお越しいただき、
魅力をたっぷりお伝えしていただきました!!
さっそくアンコウが登場です!
今回のアンコウは「11.8kg」
大きさに学生もびっくり!!
そして、「アンコウの七ツ道具」として
「ヒレ、皮、エラ、肝、胃袋、ぬの、身」を教えて
いただき、この順番に沿って解体をしながら詳しく学びました。
アンコウは口のまわりの骨以外全部食べられる魚
ということで、まずヒレを取り、
そして皮をとります。
アンコウの皮は一気につるんとむけます!
えらをとり、このように学生の目の前で
ひとつひとつ詳しく説明していただきました(^_^)
そして脂肪分たっぷりの肝!
あん肝の初めてみる大きさに驚きましたヽ(゜Д゜)
また、本来アンコウは衛生上、水揚げされてすぐに船上で
胃袋の中身を出してせりにかけられるそうですが、
今回は学生の学びのため、特別に胃袋の中身がある状態で
納品をしていただきました!
胃袋からは、丸呑みしたカレイがそのまま出てきたり・・・
なかなか見ることのできない貴重な経験でした。
最終的にこのような状態に!
すべて解体し、今回はアンコウの食べられるところを全て凝縮した、
うまみたっぷりの「あんこう鍋と雑炊」をいただきました(^_^)
たっぷりのバターとあん肝を溶かし入れ、
野菜や豆腐などを入れ、
最後に近藤先生特製の味噌ベースの合わせ調味料を
加えたスペシャルアンコウ鍋です★
完成はこちら\(^_^)/♪
最後にご飯も入れて雑炊もいただきました!
学生みんなで美味しくいただきました(^_^)
学生は、「初めて食べた!」
「島根にこんな美味しいものがあったとは知らなかった」
「汁のアンコウのうまみがすごかった」
「噛めば噛むほど味がでておいしかった」
「皮がつるっとむけたり内臓もわかりやすくて工程を知ることができた」
「機会があればさばいてみたい」などの感想も(^_^)♪
目の前ではなかなか見ることができないアンコウを
見て、食べて、知ることができた貴重な経験になりました!
ありがとうございました(*^_^*)