当校の調理コースでは、毎年有名な料理人の方々に
講師としてお越しいただき、特別講義を開催しています!
今回は日本料理の特別講義★
京料理の老舗 木乃婦のご主人 髙橋拓児先生にお越しいただき、
杉の折り詰め弁当と松花堂弁当について講義&デモンストレーションをしていただきました!!
まずは京料理の歴史について講義です!
普段私たちが食べている、幕の内弁当や松花堂弁当にはそれぞれ異なる文化があり、
なぜその弁当が発展していったのかという歴史について教えていただきました。
文化や歴史を知り、弁当にどのような食材をどのくらいの量を入れるのか、
また温度の違いなども詳しく教えていただき、学生も興味津々です。
その後デモンストレーションをしていただきました!
実際に学生がだし巻き卵を作らせていただく場面も!(^o^)
デモンストレーションは、弁当の詰め方などを
分かりやすく解説をしていただきました。
小さいお弁当の中に色鮮やかな食材と調理の工夫がたくさん!
普段何気なく食べている弁当の中にさまざまな物語や
作り手の意図が含まれていることを知り、大変勉強になりました。
日本料理で重要な「出汁」についても詳しくお話していただき、
その場で引いていただいたうま味たっぷりの仕出し出汁と
海老真丈を試食させていただきました(^_^)/
また、特製胡麻豆腐と一番出汁の試食もさせていただき、
見て、聞いて、食べて学びました★
デモンストレーションで仕上げていただいた弁当がこちら!
「杉の折り詰め弁当」
「松花堂弁当」
見ただけで「美味しそう!」「食べたい♪」と心が躍るようなお弁当です!
講義の最後には学生の質問にも丁寧にお答えいただきました!
日本料理分野だけにとらわれることなく、料理をさまざまな角度から研究し、
広い分野の料理を組み合わせて新しいものを創造しておられる先生だからこそ
答えていただける内容ばかりで大変興味深いお話でした。
ユーモアあふれる髙橋先生の特別講義はとても楽しく、
たくさん勉強させていただきました(^_^)!
髙橋拓児先生ありがとうございました。