今回のコース選択授業の最終日、ソムリエコースでは

赤ワインのテイスティングを行いました!

テイスティングといっても、未成年の学生が多いので

もちろん試飲はしていません(^_^;)

見た目や香りなどでテイスティングする方法を教えて頂きました

今回ソムリエの先生が用意されたワインはこちらの2つです!

左:インディゴ ピノ・ノワール

右:インディゴ カベルネ・ソーヴィニヨン

どちらもチリ産の赤ワインです。

 

最近はペットボトルのように蓋を回せば簡単に開けることができる

ワインも多く見られますが、コルクで栓がしてあったので

まずはあけ方、そしてワインのグラスへのそそぎ方を教えて頂きました!

 

早速、生徒も実践!!!

利き手でワインを持ち、グラスにワインのビンがつかないように慎重にそそぎます。

ワインの入ったグラスの下に、白い紙をしいてテイスティングスタート!

まずは、ワインの見た目から見ていきます。

2種類の赤ワインの色の違いや、ワインの輝き、またグラスを傾けて

ワインがグラスの淵から落ちる速度を見て確認し粘性の違いといったことを確認しました!

 

色の違いによって成熟期間の違いや酸味や渋味がどれくらいあるのか、

また使われているブドウの種類をある程度絞ることができたり、

粘性の違いによって糖度が低いか高いかなど他にも様々なことが

推測されるとソムリエの先生は話しておられました。

少ない情報で次から次に沢山の知識を話される先生に

テイスティングに慣れていない生徒たちは、少ない情報でこんなに

沢山のことが分かるのか!!と驚いた様子でした(*^_^*)

 

そして次に香りを確認しました。

まずは何もせず、グラスを持ってそのまま香りをかぎます。

香りがすぐ鼻にくるのか、また植物や食べ物などに例えると

どんな香りがするのかなどを話合いました!

そして同じワインを今度はグラスを回して、ワインに空気を含ませて

香りを確認してみました。

 

すると同じワインなのに、空気を含ませただけで香りが変わったことに

生徒たちはビックリ(@_@;)!!

生徒たちはワインの中にチョコレート、ミント、パン、カシスなどの

香りが混ざっているという意見を出し、それに対して先生は

チョコレート:樽由来の香り

ミント、パン:発酵に関係する香り

カシス:ブドウ由来の香り

こういったようなことが考えられると生徒たちにお話されていました!

 

初めてテイスティングを行った生徒も多く、

先生の豊富な知識を教えて頂きながら、感じたことや教わったことを

メモしたりして生徒たちも楽しそうに授業に取り組んでいました!(^^)!

 

まだ1学期が終わったばかりなので、これから段々と就職活動も

本格的に始動していきますが、特に西洋料理のほうに就職を

考えている生徒さんは、ワインにふれる機会も多いと思うので

今回学んだことをしっかり覚えて、活かしてほしいですね(^^