私がまだ大阪人だった頃・・・もう20年くらい前ですか・・・。

大阪とか京都に「台湾家庭小皿料理(やったはず)阿里山(アーリーシャン)」

っていうお店がありました。

店に入ると最初に目に付くのが、小さめの蒸籠(セイロ)がずらっと

高く積み上げられて並べられた厨房で、大量の蒸気が上がっていて

それだけでも食欲の沸く光景やったんですよ。

メニューはその蒸し物を筆頭に炒め物や揚げ物等いろいろあって

そのどれもが2~3人前で、色々食べたければ大人数で行かんとおもろない、

っていうなかなか他に無い(私が知らんだけかも)趣向を凝らしたお店で、

その当時どこの店舗もむっちゃ流行ってましたね。

何がアカンかったのか、いつの間にやら閉店していたようでちょっと残念です。

 

先日、中国茶の実習がありました。

普段中国茶を飲むという機会がなかなか無いので、

毎年楽しみにしている授業の一つです。

ジャスミン茶とかウーロン茶など、最近ではコンビニでペットボトルで買えるような

メジャーなものから中国の緑茶など、マイナーなものまで色々なお茶を頂きます。

私、そのペットボトル入りのジャスミン茶とかはあんまり好きではないんで、

授業で出てきても「あー、あのあんまり美味しないヤツね」と思ってました。

”ほんまもん”は違うんですね!ちゃんと茶葉で淹れたやつは美味しいんですよ!

いや、驚きです!ペットボトルのは別の飲み物やと思わないといけませんね。

皆さんも一度試されてはいかがでしょう?

 

・・・って本題からだいぶ遠回りしてしまいました(^^;)

私がもっと食いついたのはそれやなくて、

その中国茶の先生が持ってきて下さったお茶に烏龍茶が3種類あったんです。

そのどれもが私のよく知ってる「サ〇トリーのウーロン茶」とは全く別物でした。

そのうちの一つ、”東方美人”っていうのがあったんですが、

美味しかったのはもちろんですが、私的には名前に惹かれましたね~。

日本酒にもよく似た銘柄のものがあるんですが、

名前だけで食いつくのは”おっさん”になった証拠ですね!(^^;)

 

・・・いやいや、そうやなくてですね、

その烏龍茶のひとつに”阿里山”(先生は”アリサン”と言ってました)

っていう名前のものが!

その漢字を見た瞬間、上記の店を思い出し、一人感慨に耽っておりました。

 

長々と書きましたが、結局これが書きたかっただけなんです。

長文失礼いたしました(^^;)

 

※お茶の”阿里山”ももちろん美味しかったですよ!