栄養士コース2年生の授業において特別講義を行いました!!

栄養補助食品などを開発・販売されている食品メーカーの

ニュートリー株式会社様より、「低栄養」や「褥瘡」についてお話を頂きました♪

 

先日「栄養学実習」にて、介護食の調理についても学び、

とろみ剤の使い方についても学習してきた2年生。

そのときに使用した、とろみ剤の「ソフティア」もニュートリーの製品でしたね★

 

栄養士コースでは、普段の授業の中でも

高齢者の食事や低栄養について勉強をしますが、

今回は研究データなどの根拠も踏まえながら、

より詳しく説明をして頂きました!

 

講義内容をご紹介♪

〇「低栄養」とは?

体を維持するうえで欠かせない栄養素をとれなくなり、

たんぱく質やエネルギーが不足した状態をいいます。

この状態が続くと、体重や筋肉量の減少がみられ、

転倒・骨折をしやすくなったり、噛む力・飲み込む力が低下したりと、

低栄養の悪循環に陥ってしまいます 🙁

 

〇「褥瘡」(床ずれ)とは?

寝たきりによる皮膚の圧迫によって、皮膚の壊死が起こり、

痛みや出血を引き起こします(>_<)

悪化すると骨が見えるほど損傷したり、感染症の原因にもなります。

褥瘡のできやすい人には栄養不足の傾向がみられるといいます!

 

実際に褥瘡の写真も見せて頂きながら詳しく説明を聞きました!!

学生たちは、こんなにひどい状態になるなんて…!と驚き。

 

これらの低栄養や褥瘡の予防・治療のためには

「エネルギー」「たんぱく質」「ビタミン」「ミネラル」の摂取が大切★

褥瘡の場合は特に、エネルギーは健常人の1.5倍、

ビタミンや、亜鉛・鉄などのミネラルは2~5倍も必要なんだそうです!

 

ただし、たくさんの栄養素を摂取することはなかなか大変ですよね。

そんなときに、栄養補助食品などを上手く利用することも大切だと

教えて頂きました(^o^)

 

講義の最後には、

栄養補助食品などの自社製品について、試食・試飲をさせて頂きました!

ちょっと抵抗のある濃厚流動食なども「思った以上に美味しい!食べやすい!」

学生たちも興味津々。

高齢者施設や病院へ就職する学生も多い中、非常に良い経験となりました!

卒業後現場に出たときに、「この商品見たことある!」「使ったことがある!」の声が

少しでも増えたらいいなと思います(*^^*)

今回身につけた知識を現場でもしっかりと活かしてほしいです!