先日9月9日、当校に
京都の老舗料亭「木乃婦」のご主人 高橋拓児先生 をお迎えし
特別講義をしていただきました!!
今回は9月9日【重陽の節句】にちなんだ献立をテーマに講義をしていただきました。
重陽の節句は旧暦で菊の花が咲く季節ということから【菊の節句】ともいい、
献立の中には菊の花びらを用いたり菊の花に見立てたものもありました。
会席料理の組み立てや、食材がかぶらないように注意したり、
日本人の主食であるご飯を炊き立てでで美味しく食べてもらうための配慮など
色々なところに細かい気配りが必要なのだということも改めて感じました。
授業の中では一番だしの味見もさせていただき、選び抜かれた昆布とかつお節を使用しておられる
ことはもちろんですが、素材のうまみを引き出すために最適な温度を保ったり、静かに濾したり
することでこれだけ違うのだということがよく分かりました。
そして一番だしがこんなに美味しいものだったということを改めて感じました。
これからの実習でのだしの引き方に生かして生きたいものですね!
今月の終わりには、学校行事のひとつである「京都神戸研修旅行」の中で、
【木乃婦】さんで京料理を実際に食べて研修をする予定になっています!!
今回授業を受けた生徒たちは益々楽しみになったのではないでしょうか??