2/13(火)に出雲に本社を構えるアルファー食品株式会社の方に学校へお越しいただき、
非常食についての特別講義を実施しました。
アルファー食品株式会社は出雲市に本社を構え、お米の加工メーカーとして、アルファ化米を使った様々な食品を販売されています。
災害がより身近になってきた中、非常食の重要性がより高まってきております。
学生たちにもその活用方法を知ってもらうために、毎年講義をご依頼させていただいております。
はじめは教室にて講義からスタート。
お米についての導入として、日本文化から赤飯と節句との関係など、幅広く講義いただきました。
特に赤飯は地域や季節などと密接な関係があり、今まで残っている歴史的な背景を伺い、とても興味深かったです。
続いては、非常食としてのお米:アルファ化米についての内容でした。
災害時は停電等で調理が難しくなる傾向があります…。
アルファ化米は炊いたお米を特殊な技術で乾燥させたもので
これに水やお湯を加えるだけで美味しいご飯が出来上がるという、
非常食にもってこいの商品になっております。
内容もバラエティー豊富で、アレンジもしやすくいろんな施設で備蓄食品として採用されています。
学生はどんな感じの食品なのか期待を持ちつつ、実習へ移動しました。
調理実習では、アルファー食品さんの商品である「安心米」を使って
25食分の炊き出し用非常食(きのこご飯)の調理の体験を実施しました。
袋をセットした段ボールに具材とアルファ化米を入れ…
お湯を注ぎ…(水でもOK)
しばらく置いて付属の容器に盛り付け!
毎年ながらとても簡単!
災害時を想定し、必要な備品もすべてセットになっています。
また、「安心米」を使用したアレンジレシピも調理しました!
◆白米×烏龍茶
◆とうもろこしご飯×牛乳
◆五目ごはん×野菜ジュース
◆白米を団子状にして焼いた味噌たんぽ
出来たものをみんなで試食!
そのおいしさに感激している様子でした♪
今回は合わせておこげタイプも試食!
スナック感覚で学生にも大好評でした(*^^*)
2年生たちは卒業が迫ってきていますが、今回の実習内容を通じて、非常食について理解を深めることができました。
栄養士として現場で働く際にも必ず触れることになる非常食。
今回の実習がその時の一助となればうれしいなーと思っております。
アルファー食品の皆様、貴重な講義をありがとうございました!!