6月18日(日)は栄養士コースのオープンキャンパスを開催いたしました(^^♪
今回は『調理のできる栄養士』をテーマに実施しました!
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!!
オープンキャンパスの様子についてご紹介させていただきます。
まずは、栄養士コースと栄養×調理のWライセンスコースの学生による
調理のデモンストレーションです。
日本料理部門は「大根の桂剥き」と「だし巻き卵」
西洋料理部門は「じゃがいものシャトーむき」と「オムレツ」
今回デモをしてくれた学生たちは、放課後に残ってたくさん練習をして
本番に挑んでくれました(^^)/
緊張もあったと思いますが、みんな見事に調理技術を披露してくれました☆
そして、「本日の昼食」のデモンストレーションを行いました。
「調理のできる栄養士」を育成するため、調理実習の時間が多く、
調理のプロから調理技術を学べるため、基礎的な包丁の扱い方、
器具や機器の扱い方、料理の盛り付けなど、
さまざまなことを学ぶことができます。
そのため、卒業時には調理師科の学生にも負けず劣らずの調理技術を身につけることができます!!
しかし、「どうして栄養士に調理技術が必要なの?」と思います。
栄養士として働くとまず調理業務から始まることが多いです。
調理技術があることで、現場での即戦力になることができ、仕事しながら磨く技術を
あらかじめ経験しておくことはとてもメリットになります。
また、栄養士になるには座学(食品学や栄養学など)の授業も必須です。
座学(食品学や栄養学)を学ぶと『なぜそうするの?』
という調理法や食材の扱いなどが分かると・・・
例えば、にんにくは弱火で炒めるのは?
にんにくに含まれる「アリシン」という香り成分は高温(100℃以上)で炒めると
いい香りが出にくくなり、焦げて苦味が出てしまいます。
そのため、じっくり低温(80℃くらい)で調理するのが◎
「なぜ?」がわかると、献立をみて調理する際に、
食材のおいしさを最大限引き出して調理することができ、
おいしい食事(給食)の提供が可能となります!
そんな『調理のできる栄養士』を現場では求められています。
続きまして、食育研究部による食育発表です♪
栄養士の仕事で食の大切さを伝える”食育”というのもあります。
今回は小学生中学年を対象とした「一日のスタートは朝食から」を
テーマに食育発表を行いました。
朝食の大切さを楽しみながら、理解していただけたのではないでしょうか。
続いては、アネックス校舎見学です!
給食実習室や2F実習室を見学していただきました。
そのあとは3F実験室にて実験のデモンストレーション。
「人間の味覚について」実験を行いました。
人間の味覚には5つの基本味(甘味・塩味・苦味・酸味・旨味)があります。
今回はこの5つの中から、人が感じることのできるギリギリの濃度に調整した
2種類の味をつけた水を試飲して頂き、
何の味なのかを当てるという体験をしていただきました。
簡単そうに思いますが、やってみるとみなさん『あれ?』『んっ?』『味する?』
というような反応(^^; けっこう難しいですね・・・。
2種類とも正解した方!お見事です!!
「味がわかる」「味覚が鋭い」というのはおいしい料理・献立を作る上で
大事な要素です★いろんな味を経験して味覚を育んでいきたいですね(^^)
実験後は、パンフレットを見ながら、栄養士コースの概要や取得できる資格、
入試などについて説明をさせていただきました。
説明の後は、ランチタイム(^^)♪
メニューは
✿タコライス
✿夏野菜スープ
✿なめらかプリン
お土産には
フィナンシェと発芽玄米をお渡しさせていただきました☆
みなさま、暑い中お越しいただきありがとうございました!!
次回のオープンキャンパスは、製菓・製パンコース単独です☆
7月15日(土)10:00~13:00頃終了予定
そして、7月23日(日)は調理師科単独のオープンキャンパス、
7月30日(日)は栄養士科単独(Part2)のオープンキャンパスです!
ぜひお越しくださいヾ(・∀・)ノ✿