昨日、調理師科では日本料理実習で

「正月料理~おせち・雑煮~」についての実習と理論を学びました。

みなさんはお正月におせちやお雑煮を食べますか?

特に今年はコロナの影響で自宅でお正月を迎える予定という方も多いと聞きます。

そのため、おせちやお雑煮を家庭で食べる機会も増えるのではないでしょうか?

さて、今回の実習では五節句の話に始まり、おせちを詰める重箱の話、重箱に詰める料理

それぞれの縁起ついてお話を聞きました。

例えば、おせちに入る定番の料理としては次のようなものがありますね。

【黒豆】マメに暮らせるように「無病息災」を願って

【数の子】子宝にめぐまれますように「子孫繁栄」を願って

【田作り】昔、鰯(いわし)を肥料として畑にまいて作物がよく育ったことから「五穀豊穣」を願って

などなど様々な縁起が込められています。

 

また、調理実習では祝儀肴(さかな)三種盛り(左から鰆の幽庵焼き・紅白蒲鉾・田作り)

と人日の節句に食べる「七草粥」の代わりにせり粥生姜あんかけ※を作りました。

※時期が早くまだ材料が出回らないため

更に教壇では池野先生が何日もかけて仕込まれた何品ものおせち料理を

見栄え良く、食べやすくなどいろいろなことを考えて近藤先生に盛り込んでいただきました。

お陰豪華なおせちが完成しましたよ♪♪

みなさんもそれぞれのご家庭で、来年の元旦を彩るおせちを味わってくださいね

来年は良い年になりますように、願いをこめて・・・