山陰地方出身以外の方お答え下さい。
”しばり””ちばり””すぃばり”これらはみんな同じ意味の名詞です。
ここらへんでも場所がちょっと違うだけで言い方が違います。
さて何でしょうか?
答えは”トゲ”のことです!(分かるかい!!)
島根県の学校とはいえ、入学してくる子はいろんな地域から来ます。
島根県でも浜田、大田、出雲、松江、安来、雲南地方など。
鳥取県も鳥取、倉吉、米子、西伯郡、東伯郡、八頭郡など、
どちらも東西に長~い県ですね。
後は広島、岡山、山口県、それと変わり種としては沖縄、京都ですかね。
そんな色んなトコからくる学生と喋ってると、前述したような方言の違いが結構あるし、
島根・鳥取だけでも全然喋り方が違うんで、それもまたおもっすぉい(面白い)んです。
私のお気に入りの出雲弁は「~しちょらい。」と「ゆっちょーにかーに!」
「~しちょらい」は私が言う「~してはる」が近いかな~?
「ゆっちょーにかーに!」は「言ってんのに!」かな~?
なんか字で書くといまいちですが、ライヴで聞くとええ味出してるんですよ、これが!
嫁のいとこがしょっちゅう「言っちょーにか~に!」って言うてはるんで気に入ってます。
それともうひとつ面白いのが、学生が私を呼ぶときの「センセ~」の発音!
山口の子と隠岐の子の呼び方が私ら関西人の発音と似てるんですよ!
岡山の人の喋り方が関西弁に近いのは、まぁ近いからかな?とは思いますが、
山口とか隠岐って!むっちゃ遠いやん!何で?!と思いますよね?
方言て面白いですね~、長年住んでるけどまだ聞いたこと無いのがたまに出てきますからね。
自分の喋る関西弁が標準語やと思ってる関西人は多いはず。
昨日高井先生と喋ってて、聞き返された言葉があるんです。
「現物はみんながさわりちゃんこしてるから嫌やん?!」というところ。
「さわりちゃんこて何ですねん?!」とすかさず聞いてくる高井先生。
当たり前の言葉やと思ってるし、まさか聞き返されるとは思ってないので、
一瞬戸惑います。「触りちゃんこは・・・・え~っと、触りまくりってことかな!」
子供の頃よく親に「あんた!さわりちゃんこしなはんなや!」と言われていたのを思い出す。
そうか~さわりちゃんこって言わへんねや~と今更ながら驚きました。